古京和歌集
(音楽詳しくないので、個人的に感じたことをつらつらと書いているだけの感想です)
一曲ごとに特徴があって、すごく素敵なアルバムでした!
個人的には、ガンガンに飛ばしてたらどうしよう………
付いていかれへんかもしれない。
ラップ苦手やから、あかんかったら全滅かもしれない。
ライブ(BUZZBOYS)でVELLE.Jのみんな見て
楽しくなった後のテンションで見たからCDやったら
また違うかもしれないと思う不安もありつつだったんですが、
既に10回は聞いてます。
YouTubeでカバー動画も見て。
LINEMUSICで新曲も数回聞いてて、
プレイリストに入れたくらい、
好きになりました。
5人組になったのと比較も出来て、それもまた素敵で。
ワンマン行ってみたいな。と思ったのは、間違いなかった
みたいです 笑
↓↓↓曲ごとの感想↓↓↓
一曲目 Ladies and Gentleman
ライブに行って幕が開くみたいに、ワクワクするイントロから始まりました。初めにこの曲をいれてくれたおかげですっと入れるというか。
次々に変わる歌声がメンバー紹介の代わりのようで。
この歌声、だれやろ?と思ってるとふわりふわりと入れ替わる。どの声も違うのにちゃんと調和してるから、上手いってこういうことを言うんだなって思えて。
一曲目から置いていかれることなく、世界観に入りやすい曲で、このグループってこんな感じの歌なんだなって思わせてくれました。
二曲目 Romantic Kyoto
ライブで聞いて京都に拠点をおいていることがよく分かった曲。
京都ってこんな街。主観的なのに、どこかみんなに共通する。
古都の魅力が詰まっていて「春は枝垂れ桜 夏賑わす祭 秋は紅葉を見て冬は雪が舞踊る」のフレーズは四季の街の空気さえ感じて。
とても魅力的で印象に残る一曲でした!
三曲目 Tell me
うってかわってしっとりと始まる曲がグッと引き込んでくれるラブソング。
どんな女の子相手でも想像できちゃうのに、気持ちが入り込むような。
片想いなのか、両想いなのか、日々繰り返される疑問と曖昧な距離感のもどかしさと。
たぶん、ダメな気もする。だけど諦めきれなくて。
それが湿っぽくなくて、でも切なさだけはきちんと残ってて。
そんな状況を想像してしまいました。
ストーリーが感じられる歌詞がひときわ惹き付ける一曲でした。
四曲目 千歳
ピアノの音がやけに静かに響き、三曲目からの流れなのか、それとも単体としてなのか。なんてアルバムだからこそ考えちゃうような曲の繋がりを感じました。
夜に聞きたくなる、月夜の感じがしっとりしていて素敵で。
その手を繋ぐ君が………の部分が好きです。
強いのに、強いから、伝えずに、伝わってほしい気持ちが溢れていて、こんなにも断片的で気持ちが綴られているだけで状況はどんなシーンにも感じられるくらいに情報が少なくなるのに、気持ちが切なくなるのは、やっぱり声と歌と歌詞とが上手く重なりあっているからなのかな、なんて。
タイトルの「千歳」が京都の歴史の長さと気持ちが続いていくことと上手く合ってて、大切にしたくなる一曲だなぁと感じた。
五曲目 花鳥風月
ここまで来たら、またどーんっと明るい感じに戻るの?と思ってたら、やっぱり悲しい恋の歌とかちょっと意外でした。
でも前の二曲とはまた違うし、繋がりもなさそうというか。
風景は美しく、恋は影を落とす。って感じで曲の中にも明暗が描かれていて。
これまでの3,4,5曲目で、それぞれ別のメンバーを主役にして、ラブストーリーMVとかショートムービー系で映画っぽく撮れそうとか感じてしまいました。
六曲目 Gravity
明日から仕事の日曜の深夜に聞くにはちょうどいいというか。
ま、ぼちぼちいこか。ってなるような。
隣で肩組んで並んで、同じ方向見ながら気負わない感じで励ましてくれるような明るさ。
キラキラの励ましソングじゃなくて、
今の感じで変えるなら自分で、
でもいきなり全力で頑張ろうぜ!みたいな暑苦しさもない
素敵な一曲でした。
七曲目 Magic Number
嫌なことあっても吹き飛びそうな明るさ、
押し付けがましくない身体が自然に揺れるような、
楽しい一曲。ライブでも楽しかったけど、CDでも充分その楽しさを味わえる看板曲のひとつ。
(もちろんライブの方が100倍くらい楽しかったけど)
ほんと魔法の一曲。
たぶん、残業のナチュラルハイの状況でかけたら、
みんな自然に踊ってくれるんじゃないかな、なんて。
八曲目 One shot
ラップの魅力が詰まってて、明るい流れそのままに、言葉とリズムのセンスを感じられる一曲でした!
言葉の選択と音にのせた感じのすごく滑らかなところとかすごいなって。
九曲目 Spaceship
月曜の朝に出勤しながら、学校に行く途中に、足取り重く行くときに聞きたくなるような歌詞と軽さ。
週末の楽しさを思い出して、心軽く。
またの週の中頃にはライブ行きたくなってるんだろうな。
十曲目 Piece
仕事のミスで落ち込んだとき、
悔しいことがあったとき、
恋を失ったとき、
押さえきれない涙が出てしまうことは
きっといくつになったって、どんなシーンでだってある。
そんなときに寄り添ってくれる柔らかい雨のような、一曲。
果てしない不安や孤独に襲われても
僕が太陽になって照らすから一人じゃない
歩いて行こう 君は君の信じてる道を
ふたつの部分の歌声がすごく好き。
十一曲目 サヨナラ
今は失恋ソングなんて、聴くと辛くなる。
そんな人にとっても、
次にどうやって進んだらいいかわからなくなっている人にも、
すっと入り込みそうな。
今までを否定しないけど、そっと過去にしていく。
言葉のきれいな歌だなと思った。
優しくて柔らかくて、過去にしがみつくわけでもなく、
相手への敬意もありつつ、本当に優しいってこういうことなのかもしれない。
十二曲目NEVER ENDING STORY
飛び立つような、羽を感じるような一曲。
これからを感じて、次のアルバムへの、
大きな大きな箱でのライブへの道が見えるような。
夢を持つすべての人に共通する部分が多々あるように
感じました。
勝手なベスト3
1 サヨナラ
2 千歳
3 Magic number
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