思い思われ、振り振られ

とかくこの世は生きにくい。と、
夏目漱石の書いた有名な一説を考えるに
いつの世も人は内なる目を持ちながらも、
外にばかり意識が向いてしまいがちなのだと思う。

それは悪いことではなくて、
良いことでもなくて、
そういうもの。

人と人との関係性が恒久的ではなく、
刹那的なものだからこそ。

だからこそ、儚くも美しく、空しい。


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