好きな人

私の好きな人は、とても柔らかい光をもつ人。

言葉の選択には心の物差しが表れてしまうものだと
思うのだけれども。
別にものすごく文学的ではなくて、
日常としてはごく普通に砕けた表現も多いし、
日本語としての美しさみたいなものとは違って、
そのシーンでその言葉を選ぶと言う選択肢と表現の仕方や
伝えるための表情や声のトーン、
いろんな物のバランスがとても綺麗だと感じる時の、
その突出した瞬間に惚れ直してしまう。



容姿はどちらかと言えば
ものすごく好みというわけでもなくて。


少し柔らかめのパーマ
もしくは天パのくるくるまでいかない流れある髪で、
黒髪に細いフレームの丸眼鏡。
細く見えて腕とかは筋肉質だったりするけれど、
少しだけ緩んだところもあったりする。
そこをぷにぷにとつつけたりもして。
腕の中にすっぽり埋まるくらいに、
長くて守ってくれる強さのある体。
180センチ近い身長に、バランスよくすらっとした脚と。
笑うとなくなるくらい細くなる目。
でも甘さがあって、くるくると変わる表情は心の窓で。



好きなタイプに重なるところはありつつも。
印象は全く違うのに、
なんでこんなに好きになっちゃったんだろう。

頭がよくて楽しい優しい、少し騙されやすいひと。


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