日常を変化させること

クラウド時代の思考術という本を読んでいる。
まだ86/397と20%程度しか読めていないが、現代社会でネットワーク上に多数のデータが存在している、むしろ「データ化されていないデータの方が少ない」という現状では、とても役に立つ。
個人の思いですら、今は日記帳などのアナログなものではなくTwitterやInstagramで共有され、拡散される。
そうした中で無知の怖さを実感している。
イノベーションは知識と発想の結びつきから、創造ではなく想像を経て、実現される。と、私は考えている。
その中で、知っていることが少なければそもそも掛け算をするための要素が小さいわけで結果はおのずと小さくなる。
逆に言えば、知識があればあるほどパターンは多く、可能性は大きくなる。
これらは日常でも同様だ。
私たちは世界的な脅威となりつつある、コロナウイルスに対して、
どう対応していくべきなのか。
コロナの影響で、政府から様々なことへの自粛要請が出ている。
それは根本的にこの国を守るために、みんなが少しずつ我慢をして、影響を最低限に食い止めたい。
ということが理由だ。
もし貴方に余裕があるのであれば、今できていないことを責めるよりも、何が出来るかを考えていくべきだ。
それには色々な「思い」と「行動」が通常と違うという歪みにより、「不安」や「不都合」が生じている。
今、自粛要請をしている大きな理由として、コロナの小規模集団が散発的に発生している。
まだ「小規模」だ。
しかしこれが「大規模」にならないために、「小さい集団の間に爆発的に大きな感染をさせないようにしよう」
ということと同時に「これからもしも患者がたくさん増えた時のために医療提供体制などを整える準備をしよう」の期間が
今だ。
まだ「準備」なのだ。何かが起こらなければいい。けれど起こりうる可能性が人の命にかかわることだから、
取り返しがつかないことにならないように、みんなが協力していこう。それが今の要請の根本にある。
影響が大きいと思われる理由は、
1)些細な事でも感染を拡大させるリスクがあるということ
⇒空気感染は起きていないものの、飛沫感染、接触感染は閉鎖空間での近距離での会話でも感染してしまう。
 咳やくしゃみなどがなくても、だ
2)抗ウイルス薬がない
⇒対策がきちんと追いついていない。つまりはかかってしまった時のお薬がある病気ではないということ。
 もちろん対症療法はあるのだから、基礎体力がある人間などにとっては「大げさに騒ぐ」必要はないが、
 かからないことが一番だし、自分がかかれば周囲の感染のリスクを高める。ということを考えると、
 薬がない。ということは楽観視は出来ないということ。
3)罹患しても軽症だったり、治癒する例も多いが、高齢者や基礎疾患を有する者では重症化しやすい。
⇒今回、季節性インフルエンザと比較されることが多いが、それらよりも重症度が高い。もちろん「致死率が高い感染症」
 よりかは低いのだが、それでもやはり、インフルエンザより入院期間が長くなる事例が報告されているなど、
 インフルエンザよりも重たい症状が出る可能性が高い。ということはリスクとしては高い。と言える。

会話だけでも感染する。これは「自分が意識せずに他人を感染させるリスクを持つ」ということを軽視する相手だと
感染は拡大する。
そしてそのことを知らなければ「マスクしてるから大丈夫」「消毒しているから大丈夫」ではなく、感染から発症までは
時間がかかり、「感染していることを自覚していない場合(発症していない場合)でも感染している可能性がある」
ということ「観戦していれば関わった人を感染のリスクに晒す原因となる」ということを自覚しなくてはいけないし、
自覚できないくらいに幼いのであれば、その状態にならないための努力を「知識を身に付けて」行うべきだ。
今しなくてはならないことは、
無差別に不安を煽ることでもなく、
無自覚に不安がることでもなく、
無知に自己の知識だけで行動するわけでもなく、
ただ知識の習得×自分の行動に照らし合わせた思考
=これからできること名のではないかと思う。

新型コロナウイルス感染症対策の基本方針
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599698.pdf
新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
新型コロナウイルスを防ぐには
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf
「新型コロナウイルス感染症対策の見解」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00011.html
ちなみに日本だけでなく、不安なのはフランスなど別の国も同じなんだな。ということが分かり、さらにそれに対して
国家がきちんとメディアを使って答えた例がこちら
パリ最新情報2、「仏保健大臣、生放送で2時間メモ見ず国民に説明する」
https://www.designstoriesinc.com/panorama/olivie-veran-tv/

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