ふいになくなった、こころのありか

好きになるにも時間と環境が必要で、
 それよりなにより出会うというきっかけが必要なのだけれど。 

それらをリセットしました。 

好きでなくなるというのは、
それまでの時間と環境と気持ちをすべて喪失する。 
ということなのだと思うと少し切ないけれど、
いつまでも引きずっていても何も進まないので、
さっぱり、きっぱり。 

こういう時に会社が同じ。とか一緒に暮らしている。とか
日常に食い込んでこない人を 好きになるのは、
どこか自己防衛本能が
あらかじめ備わっているからなのかもしれません。 


端的に言うと、失恋しました。 


結局のところ、相手にとっては私の存在は
さほど大きくなかったということが
こんなにもショックだったのだなということ共に、
なんとなく無気力ですが 
目の前の仕事と読書と手芸と調べものとスキル磨きと……と
日常がそれなりに 忙しいおかげで心を保てています。
というか、保とうとしています。

ふとした瞬間に思い出すのは仕方のないこととして、
無意識に浮かんでこられるのはとてもつらいことだってあるし、 
それで喜んでしまっている自分が吹っ切れていなくて
また自己嫌悪なところもあるし、 


昨日はなぜか日本書紀について書かれた本を読み、
日本の神様って 意外と人間味あふれるんだなーとか
考えてました。
神様でも無茶ぶりされて「いや、それ無理でした」って
頑張った結果、言うくらいの、日本の歴史すごいし、
そういう世界観で生きてるから、
神様万能!みたいな宗教観を見ると
神様も大変だなーと不遜なことを考えてしまいます。 

「自分のこと祀ってくれたら、国造り協力しちゃうよ!」くらいのノリで造られた国です。
 自己顕示欲はありすぎてても、
神様から怒られることはきっとないと思います。 
神様ですら承認欲求あるんだから、
しかも古代からそれが連綿と語り継がれてるんだから、 

なんて、失恋ごときで
神様まで引き合いに出してくるくらいには
脳内が恋愛思考になっていたようです。 

でも日本の神様のそういうとこ、わりと好き。 

神社とかお寺とかの静かな空気が好きだけど、
そうやって神様のことを少し知ってから行くと、 
縁結びの神様っていうご利益があったとして、
あの物語のこういう行動した神様、みたいなのを
知ってるとふふふってなりながらお詣りも
出来そうな気がします。 


失恋で人は死なないけど、
失恋からくる無気力で人は生きる気力を失う。 くらいの
感覚に陥っていたので、 

結局のところ、やっぱりちょっと大げさに
自分の世界の中心は恋愛ってことだったんだと思います。


誰かのために。という言葉が結構重たいなと思う、
今日この頃です。

のんびりと自分のために、生きていきたい。
そして出来るならまた、
誰かのために生きられる日々が欲しいなと思う。 
またそういう日が来るのかなー。 

何かに熱中するときに、他人に依存しないで
経験に熱中するような。 
その傍に誰か大切な人がいるような、

そんな当たり前に幸せな日々を目指して
今日も頑張ります。

Hina 2018

お引越ししました★

0コメント

  • 1000 / 1000