WITHDOMワンマンの感想~備忘録~ 東名阪ツアー初日・東京編

東名阪ツアーが発表されてから、はや3ヶ月。6月の時点ではまだ先だな、という印象だったのに、あっという間に初日の東京を迎えました。
当日から発売されるツアーグッズやメンバーのサイン入りチェキなど豪華な内容のガチャガチャが発売開始となることもあり、開場前の物販から多くのファンが列を作っている状況。
前方優先エリアは発売開始後数分で売り切れる盛況ぶりとあって、数年来のファンから初めてライブハウスでのライブを見にくるファンまで、老若男女問わず様々なファンがそれぞれの期待度の高さを持って開場を待っていました。

開演時間が近づくにつれ、さらに増える観客。WITHDOMが東京で月に1回程度ライブに呼ばれるようになり、着実にファンを増やしてきた結果が表れたような、会場の混み具合。
渋谷eggmanの会場がライブ開演を待つ中、オープニングアクトとして出てきたのは女性4人組実力派ダンスボーカルグループBanana and Lemon
WITHDOM同様、歌が抜群に上手いうえにカッコよさも兼ね備えた魅力あふれるステージが
さらに会場を盛り上げ、DJ兼Talk Boxを担うMr.K9へと渡されたバトンは聞きなれた楽曲のミックスで幕を開け、満を持してボーカル3人とラッパーが歌声を発すると堰を切ったようにあふれ出る音の、歌声の嵐が、会場を満たしていきます。
どこに居ても、余すところなく拾い上げて、WITHDOMの世界へと引き込み、魅了していく。
そんな歌の世界観と圧倒的な歌声、言葉の力と溶け合い交じり合ったメロディ。
全てが成長して、アップデートしていく成長力。そしてまとめあげるMC力。
それらがすべて詰め込まれた濃い時間を具現化していた「ライブ」という時間であり、空間でした。
今回のセットリストは、バラードが少なめの「攻め気味アップテンポの魅力を最大限に魅せた」イメージ。
詳細はのちほど追記するとして。
新曲2曲も初披露され、新しいアルバム「詩季彩」の切なさと美しさが垣間見えるWITHDOMお得意の大人の恋の世界。
雨に関連した2曲は、開場前にしとしとと降り始めた雨と似合っていて。
It will be rainyはまだぬくもりの残る
取り戻せない恋の名残りを
Anemoneは勘違いかもしれない不安と
弱さをはらんだ恋のはじめを
歌っていて。
雨の柔らかな温かさの中で、
それぞれのシーンを見事に描き切った歌たちで。
それらを艶めく声が、力強い声が、優しい声が、
彩って、交じり合って、
描き上げていく、期待を裏切らない人たち。

これがさらに歌い込まれて
磨き上げられていくと思うと、
より楽しみだと思ってしまう。

その期待を裏切らずに積み上げてきた
信頼感がそこにはあるので。
きっとそんな歌に成長していく期待しかないです。


個人的にはRyoさんの数年来のファンの方々、
ソロの頃から応援していたという惚れ込んでいる男性が語ってくれたソロの頃の魅力。
そしてその頃とはまた違った魅力を感じて今も見に来ているという事実。
ソロの頃から知っているという、数年来のSmoothさんやROYくんのファンの嬉しそうな顔。
色んな人の色んな顔が見れたけれど、そのどの顔も嬉しそうで。
他人のために喜べる、そんな優しくて温かい時間と関係性。


そういったものがあふれている人たちが数多くいるWITHDOMというグループの魅力はファンはアーティストを反映し、アーティストはファンを反映する。という合わせ鏡のような関係性をよく表している気がしました。

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