アーティストトーク 第一部 ①ピピロッティ・リスト
アーティストトーク 第一部の簡単まとめ
①ピピロッティ・リスト 《やわらかな受け入れへの地下》※写真撮影可
展示について:
エントランスを入り、ミュージアムショップの隣の円柱に展示されている高松次郎氏の『影』に重ねて投影されている展示です。
高松次郎氏の作品のオマージュとして、敬意をもって作成されたものとのこと。
彼女自身は自らの作品をこう考えている:
・光を使って絵を描いていると位置づけています。つまり作品は光を使っての絵画と
考えています。
この美術館の位置からこの作品のタイトルへの繋がり:
・地下に流れる2本の河 → 優しさへの地下 ⇒やわらかな受け入れへの地下(作品のタイトル)
今回の作品:
・高松次郎氏の『影』のオマージュ
・すべての芸術作品は先人の作ったものに重ねていっているという考え方で創られている
高松次郎氏について:
・1936~1998年 High Red Center(高松次郎、赤瀬川原平、中西夏之の3名により1963年に結成された前衛芸術グループ)
・ゲリラ型のアクションを東京の様々な公共空間で行うことにより、日常と芸術作品の壁を壊していく
・作品《カフェ》では人間たちの姿を描かないことにより、姿を“観る人達が感じとる”作品
・また人間中心でないという考え方も作品にあった
作品について:
・じっと観ることによって、影が現れたり消えていったりする。
そこから伝えたいこと:
・目にするものは知られざるものへのドア
・みるという行為から、見ているものは現実なのか?疑問を持つことを体験してほしい
(参考資料)
wiki / ご本人のサイト / 他館の展示 (金沢21世紀美術館) ・ (福岡)
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